【浜松Info】奥浜名自然歩道ハイキング

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ハイキング

浜松市北部に位置する「奥浜名自然歩道」は、自然豊かな環境の中でハイキングを楽しむことができる人気のエリアです。昭和48年に、標高536メートルの富幕山を中心に約1,100ヘクタールもの国有林が「奥浜名自然休養林」として指定されたことをきっかけに、静岡県がこのエリアに自然歩道を整備しました。現在、只木、奥山、佐久米、細江の4つのハイキングコースが存在し、それぞれのコースが異なる魅力を持っています。特に、富幕山や尉ヶ峰からの眺望は素晴らしく、四季折々の美しい自然を楽しむことができます。

このハイキングガイドでは、奥浜名自然歩道の魅力を存分に味わえるコースをご紹介します。ハイキングを通じて、浜松の自然を身近に感じ、日常の喧騒から離れてリフレッシュするのに最適です。整備されたコースでの安全なハイキングが可能ですが、只木コースでは一部台風の影響による通行止め箇所がありますので、最新の情報をご確認の上、計画を立ててください。

目次

1. 奥浜名自然歩道ハイキングの魅力

2. ハイキングコースは4つ!

①只木コース(4.2km)―ハイキング初心者におすすめのコース

②奥山コース(4.7km)―植物好きな方におすすめのコース

③佐久米コース(5.7km)―中級レベルのハイカーにおすすめのコース

④細江コース(11.6km)―ハイキング上級者や体力に自信のある方におすすめのコース

ハイキングの注意点

まとめ

1. 奥浜名自然歩道ハイキングの魅力

奥浜名自然歩道ハイキング
(写真:浜松・浜名湖だいすきネット)

奥浜名自然歩道ハイキングの魅力は、何といってもその多様なコースと美しい自然風景にあります。浜名湖といえばマリンスポーツのイメージが強いですが、実は湖周辺には、尉ヶ峰や富幕山といった低山があり、気軽に楽しめるハイキングコースが整備されています。特に尉ヶ峰からの絶景は、浜名湖を一望できるだけでなく、遠州灘まで見渡せる開放感があります。

このエリアのハイキング道は、登山経験が少ない方でも安心して楽しめるよう、しっかりと整備されています。道中には案内板や休憩ポイントも多く、また姫街道などの歴史的な道とも交差しており、自然と歴史を同時に楽しむことができるのも魅力の一つです。特に「天狗岩」や「細江公園展望台」といったビューポイントからは、浜名湖の美しい景色を堪能でき、季節ごとに異なる風景が広がります。

コースは、短時間で気軽に歩けるものから、しっかりとした登山を楽しめるものまで多岐にわたり、公共交通機関からのアクセスも良好です。浜名湖周辺の自然を存分に楽しみたい方には、ぜひおすすめのエリアです。(参考:浜松・浜名湖だいすきネット

2. ハイキングコースは4つ!

奥浜名自然歩道は、浜名湖の北側に広がる自然豊かなエリアで、初心者から上級者まで楽しめる多様なハイキングコースが魅力です。その中でも、只木コース奥山コース佐久米コース細江コースの4つは、それぞれ異なる特徴を持つおすすめのルートです。

ハイキングコース
(参考:奥浜名自然歩道ハイキングガイド/浜松市 (city.hamamatsu.shizuoka.jp))

①只木コース(4.2km)―ハイキング初心者におすすめのコース

只木コース
(写真:Instagram@maki_nat_photosより)

只木コースは、登山道入り口から始まり、幡教寺の跡を通って富幕山を目指すルートです。

幡教寺跡は、浜松市指定の史跡に選ばれており、かつて三ヶ日町で「浜納豆」を有名にした大福寺の前身とされています。歴史的な雰囲気が漂うこの場所は、歴史好きなハイカーにとって興味深いスポットです。また、富幕山は奥浜名自然休養林の中で最も高い山で、標高563mからは浜名湖全域が一望でき、さらに遠く三河湾や遠州灘まで見渡せる素晴らしい眺望が楽しめます

このコースは比較的短めで、ハイキング初心者にもおすすめです。

②奥山コース(4.7km)―植物好きな方におすすめのコース

奥山コース

奥山公園(写真:トラベルjpより)

奥山コースは、奥山公園をスタートし、方広寺、奥山高原を経由して富幕山へと続くルートです。

奥山公園は、臨済宗方広寺派の大本山・方広寺の門前に広がり、春には千本のソメイヨシノが咲き誇り、花見客で賑わいます。また、奥山高原は四季折々の花々が楽しめる植物園で、特に春には竜が天に昇るように仕立てられた昇竜しだれ梅が有名です。夏にはアジサイやユリ、秋には山野草が咲き、自然の美しさに囲まれながらのハイキングが楽しめます。

植物好きな方には、このコースが特におすすめです。

③佐久米コース(5.7km)―中級レベルのハイカーにおすすめのコース

佐久米コース
姫街道(写真:Instagram@koh0724より)

佐久米コースは、引佐峠から始まり、ひといきポイント、獅子落とし、そして尉ケ峰へと進むルートです。

引佐峠は、江戸時代の東海道脇街道「姫街道」とも交差する場所で、歴史を感じさせるスポットです。また、「獅子落とし」と呼ばれる急な坂は、その昔、殿様が狩猟をしていた際にイノシシが転げ落ちたという伝説に由来しています。この急斜面を越えると、尉ケ峰の山頂に到達します。標高432mからの景色は壮観で、浜名湖や周辺の自然を一望でき、達成感を味わえます。

中級レベルのハイカーにおすすめのコースです。

④細江コース(11.6km)―ハイキング上級者や体力に自信のある方におすすめのコース

細江コース
尉ケ峰(写真:絶景かなドットコム)

最も長い細江コースは、二三月峠、親子岩、夕陽台、尉ケ峰、風越峠、そして富幕山を巡るルートです。

二三月峠は、かつて殿様が登り、月を眺めたことからその名がついたと言われており、風情のある場所です。途中の夕陽台からは美しい夕日を眺めることができ、時間帯を合わせて訪れるとさらに魅力的です。このコースは距離が長く、ハイキング上級者や体力に自信のある方にぴったりです。自然に囲まれた長い道のりを歩きながら、様々な景色を楽しむことができます。

どのコースもそれぞれ異なる魅力を持っており、奥浜名自然歩道はハイキング好きにはたまらないエリアです。四季折々の美しい自然や歴史的なスポットを巡りながら、日常の喧騒を忘れてリフレッシュできる場所です。

浜名湖周辺の自然を存分に楽しみたい方には、ぜひ挑戦していただきたいコースばかりです。

3. ハイキングの注意点

ハイキングを楽しむためには、事前の準備と安全対策が重要です。

まず、天候の確認は欠かせません。急な雨や強風は登山を危険にし、道が滑りやすくなることもあるため、無理な行動は避けるべきです。

次に、適切な装備を揃えましょう。防寒具や雨具はもちろん、歩きやすい靴や十分な飲み水、軽食なども忘れずに。また、スマートフォンや地図を持ち、ハイキングコースを事前に確認しておくことも大切です。

初心者の方は、あまり急勾配の少ないコースや短いコースを選び、無理なく進めるプランを立てましょう。さらに、体調が優れない場合は無理をせず、早めに下山することも大切です。万が一に備え、周囲に現在地を知らせることや、一緒に登る仲間と連絡を取り合うことも安全対策のひとつです。

これらのポイントを守りながら、ハイキングを安全に楽しみましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

奥浜名自然歩道ハイキングの魅力は、豊かな自然と歴史的な見どころを楽しみながら、気軽に挑戦できる多彩なコースにあります。只木コース、奥山コース、佐久米コース、細江コースなど、ハイキング愛好者から初心者まで、幅広い層におすすめです。

また、浜名湖周辺の自然景観を楽しみながら、低山ならではの手軽さも魅力のひとつ。季節ごとの美しい花々や、山頂から望む絶景は、訪れるたびに新しい感動を与えてくれます。公共交通機関からアクセスしやすく、車がない方でも気軽に出かけられる点も大きなメリットです。

奥浜名自然歩道は、浜松市の観光と自然を満喫できる絶好のスポットです。ぜひ、次の休日には足を運び、心地よい汗を流しながら浜名湖の大自然を堪能してみてはいかがでしょうか。

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