【知る得ドローン】ドローンはキャンプ場で飛ばせる?飛行時のルールと注意点を解説

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キャンプ

キャンプ場でドローンを楽しむ人も増えてきました。しかし実際のところ「キャンプ場でドローンを飛ばすのはOKなの?」と気になる人もいるでしょう。本コラムでは「キャンプ場でドローン飛行はできるのか?」や「飛行する際のルールや注意点はあるのか?」について解説します。

ドローンの楽しみ方を広げたい人、キャンプでの新しい過ごし方を見つけたい人はぜひ参考にしてみてください。

1.キャンプ場でドローン飛行できる?

結論から言うと、キャンプ場でのドローン飛行は可能です。しかし全てのキャンプ場で可能というわけではなく、各施設のルールに従う必要があります。キャンプ場のルールにおいてドローンについて記載されていない場合には、飛行前に管理者へ確認しましょう。ドローン飛行が可能であっても、周りの利用者への配慮は必要です。

2.キャンプとドローンは相性抜群!

自然に囲まれながらリラックスできたり、周りとの距離感を保ちながら過ごせたりするキャンプはコロナ禍以降、注目されている人気アウトドアのひとつです。そしてキャンプ場を楽しむ人々を中心に、関心が高まってきているのがドローン。開放感を楽しんでいる姿を映像に残したいと考えている人におすすめです。

フィールドがあるためドローン飛行しやすい

キャンプ場は比較的広大な敷地を確保しているところが多いです。電線や障害物が少ないフィールドも見つけやすいでしょう。ドローン撮影までは考えていなくても、屋外で楽しめるアクティビティのひとつとして楽しむのもおすすめです。

トイドローンであれば申請の必要がなく、ファミリーで遊ぶ際にも重宝します。屋外での遊び方が広がるのがドローンの魅力です。ただしフィールドでドローンを離着陸させる際には、砂地は避けましょう。機体に砂が入り込んでしまうと、故障の原因になりかねません。

キャンプ場を俯瞰で撮影できる

人の手元から撮影できるアングルには限界があります。斜め上空からキャンプサイトを撮影したり、海岸や川などの風景を織り交ぜてキャンプ場を撮影したりと、ドローンだから楽しめる映像もあるでしょう。

ドローンに搭載されている追尾機能などを活用すれば、キャンプを楽しんでいる情景をユニークな動画として残せます。鳥になったような視点でドローンを堪能するのもおすすめです。

キャンプ場の雄大な自然を切り取れる

雄大な自然をよりリアルに切り取りたいと思いませんか?上空から撮影できるドローンがあれば、目の前に広がるダイナミックな風景をおさめられます。

人が立ち入ることのできないポイントからの撮影も可能なため、SNSでも注目される写真や動画を残せるでしょう。

ドローンは動画撮影も得意としているため、被写体に迫っていく動画や水辺を走るような動画を残せます。スピード感溢れるダイナミックな映像を撮影するときにも重宝するのがドローンの魅力です。

グループやファミリーでさまざまな写真を撮れる

グループやファミリー、ソロキャンプそれぞれで写真を撮りたいタイミングがあるはずです。しかしスマートフォンやデジタルカメラではカメラのアングルに収められる範囲に限界があります。

しかしドローンがあれば被写体からの距離感や角度を調整しやすいため、理想とするアングルからの撮影も可能です。さまざまな角度から撮影して、編集を楽しみながらオリジナリティあふれる映像を残してみるのはいかがでしょうか。

3.キャンプ場でのドローン飛行時に守るルール

インパクトある映像を求めるあまり、周りが見えていないのは危険です。ドローン機体の周辺はもちろんのこと、操縦者の足元にも注意しながら楽しみましょう。

そして常に危機管理を意識するのも大切。状況にもよるため一概には言えませんが、ドローン機体が原因で起きたトラブルや怪我は操縦者の責任であると心得るのも必要なポイントです。合わせて守るべきルールを解説します。

飛行可能か事前に確認する

先述していますが、キャンプ場でドローン操縦する際には必ず飛行可能かどうかを確認しましょう。ドローンはアクティビティとしては歴史が浅いです。これからルールなども増えてくる可能性があります。

キャンプ場の利用規則に明記されていない場合には、管理者にドローン飛行が可能かどうかを事前に問い合わせするのがおすすめです。ドローン飛行が可能であれば、周りの利用者や操縦者、機体の安全が確保されている状態で操縦しましょう。

ドローン飛行が可能だからといって、自由に飛行させて良いわけではありません。万が一の事故をできる限り軽減させるためにも、機体にプロペラガードを装着するなどの配慮は大切です。

ほかの利用者に迷惑をかけない

キャンプ場のほかの利用者に迷惑をかけないことは重要です。キャンプ場に訪れている目的はさまざま。大自然に囲まれて静かな時間を過ごすためにキャンプ場を利用している人もいます。

ドローンの飛行音を不快に感じる人もいるかもしれません。近くに人がいないことを確認したうえで、ドローン飛行を楽しみましょう。

プライバシーに配慮する

ドローン撮影に限ったことではありませんが、キャンプ場のほかの利用者に配慮しましょう。撮影していなくても近くでドローンが飛んでいるだけで、不安を抱く人もいます。

ドローンは撮影範囲が広くなるため、利用者の顔だけではなく車のナンバープレートなどの映り込みがないかをチェックする必要があります。

危険な行為はしない

ドローンのプロペラは高速で回転しています。飛行しているドローンが人に衝突してしまうと、とても危険です。アングルにこだわりすぎて、至近距離で撮影したり周囲の人へ危害を加えたりすることが無いようにしましょう。

またキャンプサイトでは火を扱っているところもあります。思わぬ事故につながってしまう前に、安全には十分配慮した上でドローンを操縦することが大切です。

4.ドローン飛行の注意点

続いてドローン飛行時の注意点について解説します。守らないと法律違反になる内容も含まれているため、ドローン初心者の人は必ずチェックしましょう。

航空法を守る

ドローンはラジコンのように購入したらすぐに操縦できるものではありません。まずはルールを確認してから飛行させましょう。

以下の条件においてのドローン飛行は基本的に禁止です。

  • 高さ150m以上の空域
  • 空港周辺の上空
  • 人口密集地の上空
  • 夜間

ほかにもさまざまな禁止事項があります。航空法については国土交通省のホームページでチェック可能です。更新されている可能性もあるため、飛行前には確認しましょう。

バッテリー残量に気をつける

飛行前、飛行中どちらにおいてもバッテリー残量はチェックしておきましょう。バッテリー残量を気にせずに飛行してしまうとロストのリスクも高まります。バッテリー残量に余裕を持たせた状態で着陸させることが大切です。

天候に注意する

雨が降っている日、風の強い日のドローン飛行はやめましょう。防水機能が備わっていないドローン機体がほとんどなため、雨の環境下においての飛行は得意としていません。細部に水が入り込むと故障の原因になります。

そして風の強い日もドローン飛行は不向きです。機体が風で流されてしまい、思うように操縦ができなくなってしまうためです。ロストや衝突の原因になるだけではなく、キャンプ場のほかの利用者に怪我を負わせてしまうリスクが高まります。

5.まとめ

ルールやマナーさえ守れば、キャンプ場でのドローン飛行の楽しみ方は広がります。スマートフォンやデジタルカメラでは撮影できないアングルも堪能できるでしょう。ドローン操作や飛行ルールに不安を覚える際には、ドローンスクールを活用するのもおすすめです。

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