ドローン操縦は、近年とても身近な存在になり、趣味やビジネスの領域にまで広がっています。ドローンを飛ばすには機体の性能だけでなく、操縦者の安全性や動きやすさを考慮した服装選びも大事になってきます。
当記事では、安全面と快適性の面などドローン操縦に適した服装について解説していきます。
目次
1. ドローン操縦は服装が大事?
2. ドローン操縦に適した服装の選び方とは?
3. 快適な飛行をサポートする服装は?(素材編)
4. 快適な飛行をサポートする服装は?(デザイン編)
5. 季節や天候に合わせた服装選びが大事
まとめ
1. ドローン操縦は服装が大事?
ドローン操縦時の服装は、動きやすく、天候に合わせた服装を選ぶことで、より快適に操縦できるといっても過言ではありません。
ドローンは細かく繊細なスティック操作を必要とし、場合によってしゃがんだり、立ち上がったりといろいろな動作を取ることがあります。
そのため、ストレッチの効いた動きやすい服装を選ぶことで、スムーズな操縦がしやすくなります。さらに夏は紫外線対策、冬は防寒対策をしっかり行い、季節や天候に合わせた服装を心がけることが大切です。
2. ドローン操縦に適した服装の選び方とは?
ドローン操縦は基本的に屋外で行われることが多く、天候や環境に左右されがちです。しかし、以下のようなドローンの操縦に適した服装を選ぶことで、さまざまなメリットがあります。
①安全性を考慮する
動きやすい服装を選ぶことで、不測の事態が起こった場合にも素早く対応できます。また、夏は熱中症対策、冬は防寒対策のように万全の体制で臨むことをおすすめします。これによって安全に操縦がしやすくなるといえるでしょう。
②快適性を追求する
長時間操縦をしていると疲れがでてくることもあります。少しでも疲れにくい服装を選ぶことで、集中力や作業効率が上がり、より安全に操縦ができるでしょう。
③視認性を上げる
スクールや業務でドローンを飛ばす場合は、第三者からの視認性を高めるためにも統一されたユニフォームやベストを着用するのが望ましいです。
3. 快適な飛行をサポートする服装は?(素材編)
ドローン操縦に適した服装の選び方について説明しましたが、素材やデザインはどのようなものを選ぶと良いのでしょうか。ドローンはコントローラーを操作するだけでなく、移動や機体の確認作業などさまざまな動作が必要になってきます。
そのため、以下のように動きやすい服装を選ぶことがポイントになってきます。
・長時間の操縦でも快適に過ごせるように、通気性の良い生地(ポリエステルなど)を使用した服を選ぶ
・汗をかいても不快感を軽減する乾きやすい素材(ポリエステルやナイロン、ポリプロピレンなど)を選ぶ
・体の動きやすさを重視した、ストレッチ性のある素材(ポリウレタン、ポリエステルなど)を使用した服
・擦り傷や汚れに強い耐久性のあるタイプを選ぶ
これらの機能性を備えた服は、スポーツウェアやアウトドアウェアを扱っているお店などで見つけることができます。お気に入りのウェアが見つかれば、操縦時の快適さもグッと上がりそうですね。
4. 快適な飛行をサポートする服装は?(デザイン編)
次は操縦時において、さまざまなシーンで使えるデザインにも注目してみましょう。
・春から夏にかけては気温が高くなり、紫外線の量が増える時期です。日焼けや虫刺されなどを防ぐために、肌の露出が少ない長袖・長ズボンを着用するようにしましょう。
・ドローンの操縦では、「しゃがむ」「立ち上がる」「手を伸ばす」といった、いろいろな動作をとることが多くあります。そのため、伸縮性のある素材を使用した関節部分が動きやすいデザインのパンツを選ぶのがおすすめです。
・小さな工具やスマートフォンなどを収納できるポケットが付いていると、サッと取り出せるので便利かもしれません。
・夜間や暗い場所での飛行に備えて、反射材が付いているベストがあると夜間飛行の安全性が増してきます。
・その他、日差しから顔や目を守るための帽子やサングラス、機体を扱う際に手を保護する手袋、ドローンの飛行時に足元が安定するように凹凸のあるスニーカー(ウォーキングシューズ、ランニングシューズ)などグリップ力に優れた靴を選ぶと良いでしょう。
5.季節に合わせた服装選びが大事
春夏秋冬それぞれの季節に合わせた服装選びのポイントは次のとおりです。
春
・春は寒暖の差が激しく、体調不良になりやすい季節です。長袖のTシャツの上に薄手のカーディガンなどを羽織るようにして、気温の変化に対応できるようにしておきましょう。
夏
・一般的に紫外線は春から量が増えはじめ、年間で7〜8月に最も多く紫外線が観測されるといわれています。紫外線対策として、帽子やサングラス、日焼け止めなどを身に着けるようにしましょう。また、通気性の良い素材の半袖シャツやパンツを選ぶと良いでしょう。
秋
・春と同様、秋も寒暖差は大きい傾向にあるようです。気温の変化に対応できるように重ね着をするのがおすすめです。さらに長袖のトップスや薄手のジャケットなどを用意しておくと良いかもしれません。
冬
・冬は防寒着、ネックウォーマーなど、暖かい服装を重ね着して寒さ対策をしましょう。また冬の屋外はとても冷えますので、手袋はあったほうが良いですね。操縦する際は指が出ているタイプの手袋を使用するのがおすすめです。
雨天時
・今日は天気が悪くなりそうだと思った場合は、突然の雨に備えてレインコートや折りたたみ傘を用意しておくと良いでしょう。ただし、基本的に雨天時はドローンを飛行させることはできません。もし飛行の途中で雨が降ってきた場合は速やかに中止します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ドローンを安全かつ快適に操縦するためには、ドローン操縦に適した服装選びがとても重要だということが分かりますね。
ドローンの操縦では、いろいろな動作が必要になるため、動きやすいものや耐久性がある服装をすることが大事です。また、春夏秋冬それぞれの季節に合わせた服装選びも心がけましょう。本記事で紹介した情報を参考に、ご自身の飛行スタイルに合った服装を選んで、より快適な操縦を満喫してほしいと思います!
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