【知る得ドローン】国内外のドローンメーカーの気になるシェアをご紹介

知る得ドローン

ドローンといえば、どんな会社を思い浮かべますか?

空撮用ドローンであれば「DJI」トイドローンであれば「Holy Stone」などをイメージする人も多いのではないでしょうか。

「DJI」は世界のドローン市場において7割のシェアを占めており、日本でも使用されているドローンの大半が「DJI」製品となっております。

一方で、日本国内でも優れたドローンを開発しているメーカーは数多く存在し、メーカーを選択する際は会社によってどのような特徴があるのかを知っておくことが大切です。

今回は、海外と日本のドローンメーカーについてどのような会社があるのか、ランキングなどをご紹介します。

目次

1. ドローンのシェアランキング

2. ドローンメーカーの得意分野はそれそれ違う

3. 国産ドローンメーカー

4. まとめ

1. ドローンのシェアランキング

以下ではドローンのシェアランキングをご紹介します。

ドローンシェア

引用元:Drone Market Shares USA after China-US Disputes | DRONEII

1位:DJI(中国)

ドローンのシェア第1位はDJI。

小型でありながら高性能カメラを搭載している機体も販売している。撮影から動画編集まで自動で行うことができる互換性のあるアプリも提供している。簡単に高クオリティの動画を制作できる。

画像引用元:DJI 

2位:Intel(アメリカ)

Intelがドイツのドローンメーカーを買収した経緯があり、Intelが持つテクノロジーを活かし、アルゴリズムや深層学習などに強みがあるため、専門家向けマルチコプター型ドローンを得意としている。

2021年7月に行われた東京五輪の開会式でドローンと制御技術は米Intelのものが使用されました。

開会式 東京五輪

画像引用元:IOC公式Twitterアカウント

3位:Yuneec(中国)https://yuneec.online/

多くの賞を受賞しており、レベルの高い空撮用ドローンメーカー。

業務用の大型撮影カメラを搭載できるドローンを多く販売している。

Yunees ドローン

画像引用元:Yuneec

2. ドローンメーカーの得意分野はそれぞれ違う

ドローンはメーカーによって特徴や価格が大きく異なります

これは、取り扱っているドローンの使用目的の違いにより、種類、性能に幅があるためです。

ドローンは主に空中ドローンと水中ドローンに大きく分けられ、空中ドローンは主に「トイドローン」「空撮用ドローン」「産業用ドローン」に分類されます。

トイドローン

トイドローンとは本体の重量が100g未満のドローンのことで、趣味で飛行や空撮を楽しむ方や子供のおもちゃにおすすめ。 3,000〜9,000円程度と比較的手頃な価格で購入できる機体です。HolyStone などが有名です。

HolyStone ドローン

画像引用:HolyStone

空撮用ドローン

本体の重量が100g以上カメラが搭載されたドローンは空撮用ドローンと呼ばれています。

トイドローンに比べ、高画質でブレが少なく、性能が良いカメラや通信距離が長く撮影した動画をAIが自動で編集する機能を持つ機体もあります。

価格は5万円~30万円程度で様々なオプションもあります。

業界No.1のDJIがシェアの7割を占めています。

産業用ドローン

農薬散布や建築物の点検といった産業目的で利用される機体です。

農薬散布ドローンは農薬タンクや自動飛行などの性能により価格差があります。

建物点検に用いられるドローンには特殊なカメラが搭載されており、赤外線などを感知するものもあります。

価格は数十万円~数百万円程度と高額なものが多くあります。

日本企業も参入しており、近年、研究開発が盛んに行われています。

シェアが多い国産ドローンメーカーはどんなものがある?

ACSL

小型でありながら、赤外線カメラなどを装着できる機体を販売している。産業用ドローンに強みを持つ会社。

ACSL:小型軽量で扱いやすい「SOTEN(蒼天)」

出典:ACSL「小型空撮ドローン(SOTEN)」

ACSL:安定した飛行で荷物を運ぶ「AirTruck」

出典:ACSL「 物流専用ドローン(AirTruck)」

PRODRONE

物流業界の人手不足の課題を解消しラストワンマイル配送を担う、日本発の量産型物流専用ドローンを開発する会社。

出展:PRODRONE | 空飛ぶ軽トラ「SORA-MICHI」Youtube

SONY

日本国内の電機産業での実績のあるSonyはドローン産業に参入し、2021年に初の自社開発ドローンを発表しています。

その高い技術料とノウハウを生かし、高性能なカメラに互換性があるドローンを製造している。

出典:https://www.sony.jp/airpeak/products/ARS-S1/

ヤマハ発動機株式会社

農薬散布用ヘリコプターで無人航空機を用いた農薬散布では先駆的な取り組みを行なっていたメーカー。

現在、産業用ドローンを中心に開発が行われている。

画像引用元:ヤマハ発動機株式会社

株式会社マゼックス

産業用ドローンを開発するメーカー。農薬散布や林業での運搬用などペイロード(運搬可能な重量)が大きい機体を販売している。

マゼックス:林業での運搬作業を効率化「森飛morito15」

出典:マゼックス「林業用運搬ドローン 森飛morito15」

4. まとめ

今回は、ドローンメーカーのシェアやメーカーによってどんな特徴があるのかを

ご紹介しました。メーカーによって、空撮用ドローンに力を入れているメーカー、産業用ドローンに力を入れているメーカーなどがあることがわかったと思います。

現在、ドローンが多くの分野で活用されています。

本記事を通してさまざまな機体があることを知ってもらい、その可能性を感じてもらえたら幸いです。

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