ドローンの操作モード1とモード2の違いとは?イメージで理解しよう

知る得ドローン
ドローンとプロポ

初めてドローンを購入して「何となく操縦はできるが、どのような機能があるのかな?」と、もっと詳しく調べてみたいと考える方も多いのではないでしょうか。

今回は、ドローンを操縦する際に使う通信機「プロポ」について紹介します。プロポには操縦方法がいくつかあり、それらの操縦方法にはモード1とモード2などと名前がつけられていますがどのような違いがあるかを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください!

目次

・プロポとは?
・モードとは?
・モード1
・モード2
・モード1とモード2共通点と違い
・イメージを掴むおすすめの動画
・まとめ

プロポとは?

ドローンのスティック操作でモードの違いを理解するには、通信機であるプロポの仕組みを理解しておくことが大切です。

プロポはラジコンに付属しているコントローラーのようなものをイメージしていただけるとわかりやすいと思います。様々なスイッチやスティックが搭載されており、スティックを左右上下に動かすことで、機体が前後左右に移動します。

ドローンプロポ

モードとは?

プロポのスティック操作、モードについてお話しします。

モードによって、スティックに割り当てられる指示が変わり、ここではスティックの動きによってどう動きが変わるのかを解説していきます。

モード1

モード1は下記画像のように、

左スティックでは前後移動・左右の旋回
右スティックでは上昇と下降・左右の移動
で設定されている操作モードを指します。

ドローンコントローラーモード1

モード1は国で推奨されており、農薬散布などに使用されるドローンはモード1のみ対応してることがあります。そのため、操作練習はモード1を練習しておくと良いでしょう。

国が推奨しているのは、2人での操縦に適しているからです。
例えば、山へ物資を輸送する際に、着陸の際に安全に着陸をするため、もう一人操縦する人を設置することがあります。そこで、着地地点の近くに機体が来たら、操縦のオーナーを切り替えます。その際に、一緒のモードで操縦することで、機体を安全に操縦することにつながるためです。

おしんドローンスクールでも講習の際にはモード1で講習を行います。

モード2

モード2はモード1と異なり

左スティク上昇と下降、左右の旋回
右スティック前後移動、左右の移動

と、直感的に操縦することができます。

ドローンコントローラーモード2

そのため、トイドローンやラジコンなど初期に設定されていることが多い操縦モードです。
最初に購入して飛ばす際はモード2となっていることがあるので、確認してみましょう。

モード1とモード2共通点と違い

どちらのモードも左スティックは左右の旋回、右スティックは左右の移動という点は共通していますが、前後の移動と上昇・下降の操作左右のスティックが逆になっていることが分かります。

イメージを掴むおすすめの動画

スティックと機体を意識して見てみましょう。基本的にモード1とモード2の操縦方法はドローンの正面に対しての操縦方法になります。したがって、ドローンの向きが変われば、同時にコントローラーの向きも変えないといけないということになります。

ドローンの正面を意識することで、方向が変わったときにもスムーズに操縦できます。
操縦は練習で慣れることが重要です。実際に触ってみて、練習してみましょう

まとめ

今回は、ドローンの基本的な操縦方法のモード1とモード2について解説しました。

モード1では産業用ドローンなどの専門的な用途でよく使用され、安全な着陸のための共同操縦にも適しています。

一方で、モード2は直感的な操作が可能で、多くの初心者向けのドローンに設定されています。

ドローンの操縦を習得するためには、頭の中でイメージするとより早く上達することができます。ドローン操縦の動画を見たり、自分でイメージすることに加えて、実際にトイドローンなどで実際に操縦しながら覚えることがおすすめです。

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