【ドローン初心者】ドローンってなぁに?ドローンについて徹底解説!

知る得ドローン

そもそもドローンってなんだろう?そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

今回は無人航空機(ドローン)の定義無人航空機の種類について解説していきます。

本記事を読むことで、今までフワッとしていた無人航空機のイメージが明確になり、何が無人航空機(ドローン)なのか?が理解できます!

ドローンを飛ばすおしんちゃん

目次

・航空法における無人航空機(ドローン)の定義

・ドローンとラジコンヘリの違い

・無人航空機の種類

・無人航空機ではないもの

・ドローンが飛ぶ仕組み

・マルチコプターの種類

航空法に受ける無人航空機(ドローン)の定義 

ドローンの正式名称は無人航空機といいます。

無人航空機の定義は航空法によって以下のように定義されています。

  1. 空を飛ぶことができる飛行機・回転翼航空機・滑空機・飛行船であり、構造上人が乗ることができないもの(無人)
  2. 遠隔操作または自動操縦により飛行させることができるもの

ただし、重量100g以上(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)の機体が航空法に適応され、重量が100g未満のものは「模型飛行機」に分類されます。

そのため、100g未満の重量であれば、操縦飛行ができてもドローンとは呼びません

外を飛ぶドローン

ドローンとラジコンヘリの違いは?

ドローンとよく似た飛行機にラジコンヘリコプターがあります。一見同じように見えますが何が違うのでしょうか。

ドローンとラジコンの分類の違いは重量による違いのみです。

そのため、100g以上であれば、ラジコンヘリコプターもドローンに含まれるため、広義ではラジコンヘリコプターも無人航空機(ドローン)の一種となります。

ラジコンヘリ

無人航空機の種類

ドローンといっても、その種類は様々です。

この記事では、回転翼機固定翼機ヘリコプター型の3種類のドローンについて説明します。

無人航空機の種類

回転翼機

回転翼機はマルチコプターとも呼ばれ、回転翼(ローター)で動作するヘリコプターの一種で、3枚以上の回転翼が搭載されている型を指します。現在利用されている多くのドローンはこのタイプで、ドローンを思い浮かべるときこの形を思い浮かべる人が大半だと思います。

回転翼機は操作性・安定性が高く、操縦にも広い場所を必要しないため、垂直方向への離着陸ができる点が大きなメリットです。

ドローン

固定翼機

固定翼機は一つのプロペラと二枚の翼を持つ飛行機のような形をした機体のことを示します。

固定翼機は少ないエネルギーで長時間の飛行が可能で最高速度も大きく、さらに強風にあおられた際にも安定性も高い点が大きなメリットです。

一方で、離着陸には広い場所が必要で、マルチコプター型と比べてコストがかかる点がデメリットと言えるでしょう。
現在は農業など広い土地を素早く効率的に調査するため、固定翼機の活用も普及しています。

参考:エアロセンス「エアロボウイング

ヘリコプター型

メインの回転翼が1つのヘリコプター型のドローンは、回転翼が3枚以上ある回転翼機に比べて操作が難しいことが特徴です。

しかし、回転翼が1つのため燃費がよく、スピードを出しやすいといったメリットがあります。
また、従来から、農薬散布にヘリコプター型ドローンが活用されていました。

現在は、散布の正確性や電動化の技術が進歩しており、回転翼機に代替されている流れがあります。

ラジコンヘリでの農薬散布

無人航空機ではないもの

無人航空機の定義から、空飛ぶ車は無人航空機(ドローン)には該当しません

また、4枚のプロペラが搭載されているおもちゃのドローンも100g未満の場合は、ドローンのように見えますが、無人航空機ではなく、模型飛行機に分類されます。

無人航空機と模型飛行機の分類の違いによって飛ばし方のルールなどの違いが出てきますのでそちらについては他のコラム記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

記事:おしんドローンスクール東京校「トイドローン(100g未満の機体)を外で飛ばす時のチェックリスト

ドローンではないものの分類

ドローンはなぜ飛ぶ?

回転翼のドローンを例として、プロペラや揚力の仕組みを簡単に解説します。

ドローンに付いている4つのプロペラにはねじれがあり、回転するとプロペラの上下で空気の流れ(揚力)が変化します。

ドローンはこの揚力を利用して、空中に浮くことができるのです。

マルチコプターの種類

回転翼(マルチコプター)には偶数個のプロペラがあり、よく見ると時計回りのプロペラと反時計回りのプロペラが対角線上に配置されています。

仮にすべてのプロペラを同じ方向に回転させると、作用・反作用の法則によってドローンの機体がプロペラの回転方向と逆の方向にグルグル回ってしまいます。

この作用・反作用の法則で生まれる力を「反トルク」といいますが、ドローンは「時計回りのプロペラ」と「反時計回りのプロペラ」を対角に配置することで、反トルクを打ち消すことができるのです。

そのためドローンは、すべてのプロペラの回転数を均等に上げればまっすぐ上昇でき、すべてのモーターの回転数を下げればまっすぐ下降できます。回転数を調整すればその場に止まる飛行(ホバリング)も可能です。

マルチコプターの種類

まとめ

今回は、ドローンのフワッとしたイメージを明確にするため、ドローンってなんだろう?という疑問を無人航空機(ドローン)の定義と無人航空機の種類、ドローンが飛ぶ仕組みから解説しました。

ドローンの種類や仕組みを理解することで、適切な機体を選択肢し、安全に飛ばすことにつながります。

また、この知識は国家資格を取得する際に役立つので資格取得を検討している方は、ぜひ押させておきましょう!

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