2023年に放送されたNHK大河ドラマ『どうする家康』が話題を呼びました。
主演の松本潤さんが演じた徳川家康は、戦国時代の名将として知られる一方、複雑な内面と成長の物語が新たな視点で描かれ、多くの視聴者に新たな魅力を伝えました。
浜松市は、家康が若いころに多くの時間を過ごした地であり、彼の歴史的な足跡が数多く残る地域です。
家康の故郷であるこの地を訪れることで、ドラマで描かれた家康の成長や戦略がどのように実際の歴史と結びついていたのかを実感できるでしょう。
本コラムでは、浜松市にある家康ゆかりの観光地5つをご紹介し、彼の歴史を身近に感じられるスポットをお届けします。
目次
1. 浜松城―徳川家康が築いた「出世城」
2. 元城町東照宮―眠り猫を探せ!
3. 五社神社諏訪神社―息子の誕生祝いで建てた社殿
4. 鴨江寺(かもえじ)―奈良時代から令和までの歴史を感じる
5. 清瀧寺―非業の死を遂げた家康の長男の墓所
まとめ
1. 浜松城―徳川家康が築いた「出世城」
(写真:公式HPより)
公式HP: https://www.entetsuassist-dms.com/hamamatsu-jyo/
Google Map:https://maps.app.goo.gl/1c1yW5qgdzKysShV9
浜松城は、徳川家康が築いた「出世城」として知られています。この城は、家康が戦国時代に重要な拠点として作り上げたもので、彼の成功の第一歩を記念する場所です。
浜松城は、家康がまだ若いころ、1568年に遠江の地に築かれました。家康は、武田信玄の脅威に備えるため、戦略的にこの場所を選びました。城の設計は、階段状に広がる「梯郭式」というもので、自然の地形を活かして防御力が高くなっています。工夫されたつくりをじっくりと観察するのも楽しみ方のひとつといえます。
この城では、家康が数多くの戦いを経験しましたが、特に有名なのが「三方ヶ原の合戦」です。家康はこの戦いで大敗しましたが、その経験を糧にして、後の成功に繋げていきました。
現在の浜松城は再建されており、美しい天守閣と広い公園が訪れる人々を迎えています。城内には、家康の歴史や戦国時代の様子が展示されており、歴史を感じながら楽しく見学することができます。浜松城を訪れれば、家康がどのようにして成功を収めたのか、その足跡を身近に感じることができるでしょう。
2. 元城町東照宮―眠り猫を探せ!
(写真:ハマラボより)
(写真:ハマラボより)
ハマラボ:https://hamamatsu-lab.jp/goout/146.html
Google Map:https://maps.app.goo.gl/z5dJdVK8no2wr1s69
浜松の元城町東照宮は、出世やご利益を求める人々に人気のスポットです。東照宮とは、家康が亡くなった後に与えられた神号で、家康を神として祀る神社のことを指します。
元城町東照宮は、家康がかつて住んでいた引間城の跡地に1886年に創建されました。浜松城の前身となるこの城は、家康が1570年に入城し、城の名前を変えたことで知られています。元城町東照宮は、太平洋戦争で焼失するも1958年に再建され、現在では出世や合格、恋愛成就のご利益があるとされています。
神社の境内には、家康の業績を称えるブロンズ像や、隠れた猫の彫刻がある手水舎、恋愛成就のハート型灯篭などがあります。出世や恋愛のご利益を求めるなら、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
3. 五社神社諏訪神社―息子の誕生祝いで建てた社殿
(写真:じゃらんより)
公式サイト:https://www.gosyajinjya-suwajinjya.or.jp/
じゃらん:https://www.jalan.net/kankou/spt_22202ag2130010215/
Google Map:https://maps.app.goo.gl/VNqqa7tNBg8Mc6iw5
浜松市にある五社神社と諏訪神社は、徳川家康と深い関わりを持つ神社です。五社神社は、もともと曳馬城の主、久野越中守が創建しました。家康が浜松城を治めるようになった後、息子の秀忠公の誕生を祝うため、現在の場所に社殿を建てました。1641年には、家光公が社殿を改築し、その美しい建物は戦前まで国宝に指定されていました。
諏訪神社も同様に、家康の支援を受けて1597年に社殿が建てられました。元々は別の場所にあったものの、1615年に秀忠公が社地を移し、1634年には家光公が再び改築しました。しかし、1945年の戦争で消失してしまいました。1962年に五社神社と諏訪神社が統合され、1982年に新たな社殿が完成しました。
現在の五社神社・諏訪神社では、徳川家の歴史や文化を感じることができる貴重な宝物や彫刻が多数残されています。歴史に触れながら、訪れてみると良いでしょう。
4. 鴨江寺(かもえじ)―奈良時代から令和までの歴史を感じる
(写真:浜松市正直観光協会より)
公式HP:http://kamoeji.jp/about.html
静岡・浜松・伊豆情報局:https://shizuoka-hamamatsu-izu.com/hamamatsu/hamamatsu-city/sz517/
浜松市正直観光協会:https://jp-hamamatsu.com/ieyasu-kanko/
Google Map:https://maps.app.goo.gl/2Q1X1JRu4tynUPsk7
浜松市の鴨江寺は、徳川家康との深い歴史的なつながりを持つ寺院です。もともと奈良時代に開山されたこの寺は、江戸時代には家康の影響で特に知られるようになりました。
戦国時代末期に徳川家康は善光寺の秘仏本尊を一時的に鴨江寺に移しました。その後、善光寺本尊は京都の方広寺に戻されましたが、鴨江寺にはその後も深い信仰が根付くこととなりました。
平安時代には、鴨江寺は戒壇の問題で比叡山の僧たちと争いがあったり、南北朝時代には南朝に味方して攻撃を受けたりと、波乱に満ちた歴史があります。しかし、江戸時代に入ると、家康が再建を支援し、現在の観音堂が建立されました。この堂は、戦争で焼失しながらも、昭和に再建されて今に至っています。
奈良時代から、令和の私たちのこの時代に至るまでさまざまな歴史的出来事が重なり合って佇む鴨江寺は、歴史を感じるのにもってこいのスポットといえるでしょう。
5. 清瀧寺―非業の死を遂げた家康の長男の墓所
(写真:静岡・浜松・伊豆情報局より)
静岡・浜松・伊豆情報局:https://shizuoka-hamamatsu-izu.com/hamamatsu/hamamatsu-city/sz326/
Google Map:https://maps.app.goo.gl/F32PmV79LyhNhFkU9
清瀧寺は、徳川家康の長男・松平信康が眠る場所として知られています。この寺は、1405年に長安坊が草庵を築いたのが始まりです。信康は、家康の妻・徳姫と母・築山殿との関係が悪化し、武田方に内通したとの疑いがかけられました。その結果、二俣城で自刃し、ここに葬られたのです。
清瀧寺は、家康が寺の名前を「清瀧寺」と改めたことで、信康の供養の場としても有名です。寺の境内には、信康の墓のほかにも、戦国時代に関係した他の人々の墓もあります。また、元亀3年(1572年)に武田軍によって破壊された二俣城の井戸櫓も移築されており、現在の櫓は昭和37年に再建されたものです。
清瀧寺は、家康の家族の歴史や戦国時代の悲劇が感じられる場所で、多くの人々に大切にされています。
まとめ
浜松市には、徳川家康にまつわる歴史的なスポットがたくさんあります。
今回ご紹介した五つの名所—浜松城、元城町東照宮、五社神社諏訪神社、鴨江寺、清瀧寺—はいずれも家康の生涯や時代を深く感じることができる場所です。
また、大河ドラマ「どうする家康」では、家康の人生がドラマチックに描かれ、彼の足跡をより鮮明に知ることができるでしょう。
ドラマと合わせて浜松の歴史スポットを訪れることで、物語の中に自分がいるような感覚を味わうことができます。歴史とドラマの両方から家康の世界に浸りながら、浜松の街を楽しんでみてください!!
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