複雑なドローンの資格試験の申請は、受験する方にとって一度は頭を悩ませるのではないでしょうか。
今回は、無人航空機操縦士の学科試験を受験するための流れを解説していきます。
受験しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください！
目次
・学科試験の申し込み方法は？
１DIPS2.0のアカウントを作成
２技能証明申請者番号の取得
３指定試験期間のアカウントを作成
４受験資格の確認・学科試験申し込み
５プロメトリックのアカウントを作成する
７プロメトリックで試験の申し込みをする
・受験のポイント
・まとめ
学科試験の申し込み方法は？
無人航空機操縦資格の国家資格を受け取るには学科試験を受けて合格する必要があります。
一等/二等、それぞれの学科試験の内容と受験料は下記です。
参考：プロメトリック
学科試験の概要を知ったところでまずは学科試験の申込をしましょう！
１DIPS2.0のアカウントを作成しましょう
年齢、生年月日、電話番号、メールアドレス、パスワードなどを入力するとアカウントが作成できます。
DIPS2.0 公式サイト：https://www.ossportal.dips.mlit.go.jp/portal/top/
２技能証明申請者番号の取得
「DIPS2.0」へログインし、機体認証、技能証明の取得手続きの「技能証明の取得申請へ」をクリックします。
技能証明メニューに切り替わり、「技能証明申請者番号の取得」をクリックし、本人確認やドローンスクールの登録機関情報を入力します。
登録後、技能証明申請者番号が取得できるまで数日待ちましょう。
３指定試験機関のアカウントを作成
一般財団法人日本海事協会: https://ua-remote-pilot-exam.com/
へアクセスします。
「試験申込システム」から「ClassNK」のサイトに飛びますので、
こちらで新規登録でアカウントを作成しましょう。
４受験資格の確認・学科試験申し込み
「ClassNK」へログインし受験資格の確認と受験の申し込みをしましょう。
メールで学科試験について今後の手続きが案内されます。
５プロメトリックのアカウントを作成します
学科試験はCBT運営会社の「プロメトリック」にて実施します。
まだ会員登録をするのか！と思われるかもしれませんが、こちらで最後です！
「CBT運営会社（プロメトリック）」で学科試験を受験します。
６プロメトリックで試験の申し込みをする
試験一覧・検索から「無人航空機」を入力し検索。
案内に従い、近くの会場、受験する時間、空席状況などを確認して予約できます。
各県に受験会場が用意されているので、県外へ移動する必要がありません。
詳しくはプロメトリックの「会場開催状況」より確認できます。
受験の４つのポイント
ポイント１
一等資格の場合、試験時間75分で70問出題、二等資格の場合、試験時間30分で50問出題されるので時間配分に注意しましょう。
復習する時間が取れない可能性があるので、素早く正確に解くことを心がけましょう。
正しいものを選択するのか、間違っているものを選択するのかをしっかり確認しましょう。
時にわからない問題に関しては悩まずとりあえず選択肢を選んで先に進むことも必要となります。
ポイント２
一等資格の場合、合格点は90%以上の正答率で合格
二等資格の場合、合格点は80％以上の正答率、40問以上正解で合格
二等資格は8割以上で合格です。8割といっても、50問中40問の正解が必要なため、10問しか間違えられません。しっかりと見直しをしましょう。
ポイント３
出題範囲が広い（ドローンの仕組みから航空法など）
試験範囲は国土交通省HPにある「無人航空機の飛行の安全に関する教則（第三版）」から出ます。
教則を理解するために、教則を解説している動画を見ることも有効です。
またドローンの知識だけではなく、飛行機やヘリコプターの知識についても問われます。
おすすめの動画 ：【ドローン免許】二等学科試験の出題傾向と教則の覚えるポイントを解説！【国家資格】
ポイント４
試験はCBT（パソコン形式）で行われる
全国各地に受験会場があるので、わざわざ県外に足を運ぶ必要がありません。
試験終了後にすぐ合否が出ます。詳しい点数は後日通知されます。
まとめ
今回は、二等無人航空機操縦士の学科試験の申し込み手順について解説していきました。
ドローンスクールに通われる方は実地試験が免除されますが、学科試験を受験することが必要です。
学科試験は、基本的には国土交通省が出している教則の理解を問う問題です。YouTubeなどで出されている解説動画などをみて勉強することや過去の試験問題を解いてみるなどの対策をして合格を目指しましょう！
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