(画像:PR TIMESより)
「推し活」とは、自分のお気に入りを応援し、楽しむ活動のこと。そんな「推し活」を通じて浜松市の魅力を紹介する動画シリーズ『ひかりんちょが行く!推し活Hamamatsu』が話題になっています。
このシリーズで活躍するのは、チャンネル登録者数16.6万人を誇る人気インフルエンサー「ひかりんちょ」さんです。静岡県在住で、等身大の姿や親しみやすいキャラクターで10代を中心に絶大な支持を集めています。ファッションやメイク、日常を発信する彼女は、SNS総フォロワー数160万人以上を持つZ世代のアイコン的存在です。
今回は、浜松市とひかりんちょさんのコラボ企画として、次世代スタートアップ育成事業を特集した動画が配信されました。動画は浜松駅からスタートし、街中の様子を紹介しながら、挑戦する若者たちが集まる「Startup Cross Hamamatsu」やイノベーション拠点「FUSE」を巡ります。浜松市が若者たちの成長を応援する様子が、ひかりんちょさんの視点で分かりやすく紹介されています。
今回はその動画の内容を基に、スタートアップ育成事業や浜松市中央区の魅力を解説します。
目次
1. 中央区の魅力と「Startup Cross Hamamatsu」
2. Doer Tribe Hamamatsuとは?
3. イノベーション拠点「FUSE」
4. 若者たちの声と活動の魅力
まとめ
1. 中央区の魅力と「Startup Cross Hamamatsu」
(画像:ひかりんちょが行く!推し活Hamamatsu ~次世代スタートアップ育成事業の現場を探る!~より)
浜松市中央区は、東海道本線やバスターミナル、高速道路などが集結し、交通の利便性が抜群のエリアです。観光スポットや商業施設が点在し、市民だけでなく観光客にも親しまれています。
そんな中央区にある「ZAZA city浜松」内の「Startup Cross Hamamatsu」は、若者たちが集うスタートアップ支援拠点です。サザシティ浜松中央館4階に浜松市が開設したコワーキングスペースで、デスクワークや打合せなどビジネス目的での利用ができます。「Doer Tribe Hamamatsu」という学生コミュニティが活動拠点としており、起業を目指す学生たちがセミナーやプロジェクトを通してスキルを磨いています。「やらまいか精神(チャレンジ精神)」を受け継ぐ彼らは、新しいアイデアを形にするために日々奮闘しています。
2. Doer Tribe Hamamatsuとは?
(画像:ひかりんちょが行く!推し活Hamamatsu ~次世代スタートアップ育成事業の現場を探る!~より)
Doer Tribe Hamamatsuの名前の由来は、Dore=行動者、Tribe=部族・種族・仲間という意味で、行動する人々が集うコミュニティであることを表現しています。2023年に設立され、現在は約50名のメンバーがいます。(2024/12/25Youtubeでの発信時点の情報)
起業に興味があったり、起業はなくても将来のキャリアを考えたいという若者の支援をしています。メンバーになる条件は、「Dore Tribe Hamamatsu」のメンバーになることであり、基本的に学生はお金はかかりません。メンバー登録をすれば、さまざまなイベントやプログラムの参加が可能で、部室として「Startup Cross」も利用可能です。
3. イノベーション拠点「FUSE」
FAB SPACE(画像:ひかりんちょが行く!推し活Hamamatsu ~次世代スタートアップ育成事業の現場を探る!~より)
イベントスペース(画像:ひかりんちょが行く!推し活Hamamatsu ~次世代スタートアップ育成事業の現場を探る!~より)
「FUSE」は社会人向けのスタートアップ支援施設で、2020年6月に浜松いわた信用金庫によって設立されました。最大の特徴は「FAB SPACE」というプロトタイプ(試作品)作成を目的としたモノづくりスペースです。施設内には3Dプリンター、レーザーカッター、UVプリンター、木材加工機などの高性能な機械設備が揃っており、メンバーは自由に試作品を制作することができます。また、セミナールームも完備されており、イベントや交流会が開かれる場としても活用されています。
「FUSE」がモノづくりを支援する理由について、「Doer Tribe Hamamatsu」のプロデューサー兼コーチである上野さんは「この地域は繊維、楽器、バイクなど世界を代表する製品を生み出す“モノづくりのまち”」と語っています。
さらに、FUSEでは10名の専門スタッフが常駐し、メンバーのビジネス支援やネットワーク構築の橋渡しを行っています。こうした手厚いサポート体制が、単なる設備提供にとどまらないFUSEの大きな強みです。
4. 若者たちの声と活動の魅力
(画像:ひかりんちょが行く!推し活Hamamatsu ~次世代スタートアップ育成事業の現場を探る!~より)
動画内のインタビューでは、実際に「Doer Tribe Hamamatsu」に参加している学生たちが、自分たちの活動を熱く語っていました。「行動力が上がる場所」や「自分と違うことに興味がある人といろいろ話をして起業をしたいという人と知り合えて刺激になって自分ももっといろんな活動をしてみたいと思えた」といった声が印象的です。また、社会人コーチたちも、学生たちに寄り添いながらアドバイスを行い、成長を後押ししています。こうした支え合うコミュニティの存在が、若者たちの挑戦をさらに後押ししています。
まとめ
『ひかりんちょが行く!推し活Hamamatsu』は、浜松市の次世代スタートアップ育成事業を若い世代に向けて発信し、新しい挑戦を後押しする企画です。動画を通して、浜松市の「やらまいか精神」に基づくスタートアップ支援の様子が生き生きと紹介されています。特に「Startup Cross Hamamatsu」では、学生たちが新しいアイデアに挑み、成長する姿が描かれています。また、社会人向け施設「FUSE」は、先端設備と専門スタッフによる支援で多くの人に挑戦の場を提供しています。
動画内では、挑戦する若者たちの声や、サポートするメンターたちの姿が映し出されており、視聴者もその熱気を感じ取ることができます。
ぜひ、動画を視聴して、ひかりんちょさんが見た「スタートアップの街・浜松」の魅力を感じてみてください。あなたの次の「推し活」がここで見つかるかもしれません。
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